新築マンションを建築する際に監視カメラを設置すると、工務店にどのようなメリットがあるのか知りたいと思っているのではないでしょうか。

監視カメラを設置した安全なマンションを提供すると、信頼できる工務店として、ブランド価値の向上が期待できます。

本記事では、マンションに監視カメラを設置する必要性や設置する場所、プライバシーに配慮した設置方法や監視カメラ開発・販売会社との連携について解説します。ぜひ最後までご覧ください。

マンションにおける監視カメラの必要性

新築マンションに監視カメラを設置する必要性は以下のとおりです。それぞれ解説します。

●　入居者の安全確保
●　マンションの資産価値向上

入居者の安全確保

監視カメラにより安全が確保できるため、入居者の安心感が高まります。外部からの侵入者や不審者の行動を抑止する効果があり、入居者同士のトラブルも防げるでしょう。

マンションの資産価値向上

マンションに監視カメラが設置されていると、防犯設備が整った物件という付加価値が提供できます。
近年は監視カメラの有無で入居率が大きく変わると言われています。

例えば「このマンションには監視カメラがないから、簡単に侵入できる」と思われ、犯罪が起きるかもしれません。その場合は退去者が増え、空室率が増える可能性があります。また、事件が解決しても、風評被害により入居者がなかなか決まらないという事態に陥る可能性が考えられます。

監視カメラを設置すると競合物件との差別化ができ、空室対策にも役立つでしょう。

監視カメラを設置する場所

マンションに監視カメラを設置する場所は以下の場所が一般的です。また「監視カメラ24時間作動中」のステッカーを併せて使用すると、さらに効果的です。

●　エントランス
●　エレベーター
●　駐車場と駐輪場
●　階段や踊り場、通路
●　ゴミ置き場

監視カメラを設置する場所について、それぞれ見ていきましょう。

エントランス

エントランスはマンションに出入りする全員が通る場所のため、監視カメラがもっとも必要な場所です。そのため、エントランスへの監視カメラの設置は必須といえるでしょう。

一目見て監視カメラだと分かるタイプを設置すると、犯罪の抑止効果が高まります。また、録画したデータがクラウドで保存できるタイプのカメラを設置するのがおすすめです。なぜなら、万が一監視カメラを壊されても、映像が別の場所で保存できるためです。

エレベーター

エレベーターは密室のため、犯罪が起こりやすい場所といえます。そのため、エレベーターにも監視カメラを必ず設置しましょう。狭い空間の中で威圧感を与えないために、ドーム型の監視カメラを設置すると良いとされています。

駐車場と駐輪場

駐車場と駐輪場は外から入りやすく、車上荒らしや盗難のリスクが非常に高い場所です。特に車は資産価値が高いため、万が一の際は警察に録画データを提供する場合もあります。そのため、駐車場と駐輪場にも監視カメラを設置すべきといえます。

存在感のある監視カメラを設置すると、犯罪を抑止する効果がさらに高まります。また、外に設置する場合が多いため、広い範囲が録画できる広角タイプで防水防塵性能があり、夜間でもクリアに撮影できるものがおすすめです。

階段や踊り場、通路

階段や踊り場、通路でのトラブルは比較的少ないと言われています。しかし、空き巣やストーカー、嫌がらせなどを予防するために監視カメラの設置は必要です。

日中だけでなく夜間も撮影でき、広い範囲が撮れる広角レンズの監視カメラを採用すると、死角がなくデータが残せるためおすすめです。

ゴミ置き場

ゴミ置き場は監視カメラの設置場所として見落とされがちです。しかし、ゴミ置き場にも設置すると、入居者間のトラブルや不法投棄の防止に役立ちます。入居者のマナー向上にもつながり、マンションの美観が保たれるでしょう。

プライバシーに配慮した監視カメラの設置方法

監視カメラは犯罪やトラブル防止に効果がありますが、入居者のプライバシーにも配慮する必要があります。
以下の内容についてそれぞれ解説します。

●　監視カメラの角度と範囲の適切な調整
●　法律に基づいた設置基準

監視カメラの角度と範囲の適切な調整

監視カメラを設置する際は、入居者のプライバシーに配慮する必要があります。監視カメラの角度によっては、室内が映り込む可能性があるため、細心の注意を払って設置しましょう。

法律に基づいた設置基準

監視カメラの設置や運用において、入居者のプライバシー保護を目的とした法律が定められています。 個人情報保護に留意して設置や運用、管理を行う必要があります。

資料：個人情報保護法

4. 工務店と監視カメラ開発・販売会社との連携

工務店が新築マンションに監視カメラを設置する際、気をつけるべきことは、監視カメラ開発・販売会社との連携です。

信頼できる監視カメラ開発・販売会社と連携すると、安全で効果的なカメラの設置が可能です。監視カメラ開発・販売会社を選択する際は、高セキュリティで低価格かつ実績の多い企業を選択するとよいでしょう。

まとめ

マンションに監視カメラを設置する必要性や設置する場所、プライバシーに配慮した設置方法や監視カメラ開発・販売会社との連携について解説しました。

POLICENETにはBOXタイプとDOMEタイプの2種類があり、用途や環境で選べます。すべてのモデルで防水防塵性能を持つため、屋外でも問題なく使用できるのです。

データがクラウドで保存されるため、監視カメラを破壊されても、大切な情報が残ります。また、データを警察に提供できるサービスが標準装備されているため、万が一の際も安心です。

POLICENETを新築マンションに設置して安全性をアピールすると「セキュリティ意識の高い物件を建設した信頼できる工務店」という高評価が得られ、次のプロジェクトにも良い影響があります。また、口コミや紹介などによる新たな顧客獲得も期待できるでしょう。