■福岡県東警察署
■NPO法人はぁとスペース(みんなの居場所 ぽあんの樹)
導入の背景
・スタッフが見守り活動から防犯カメラの設置によるセキュリティの強化
導入のポイント
・太陽光発電により資源再生エネルギーを活用した環境も優しい防犯カメラシステム
・遠方からの確認が可能な「遠隔巡回」による負担の軽減
・モザイク処理(プライバシーマスキング)を設定することで、個人情報にも配慮
導入後の期待
・子どもたちや近隣住民の安全が強化される。また、防犯カメラの設置により
事件や事故の抑止効果に加え、大人たちが見守りの意識を持つきっかけに繋がる
ー「子ども食堂(居場所)」の特徴は?
子ども食堂(居場所)は子どもたちが放課後安心して自由に遊べる場所の提供です。
宿題をしたり、一人隅っこで本を読んだり、お友だちとおしゃべりをしたり、外では元気に走り回って鬼ごっこやバドミントン等をして過ごしています。 毎回20人前後の子どもたちが利用しています。
ーいままでの防犯についてお聞かせください。
子どもたちが外で遊ぶ時には、周りは路地になっているので、車はもちろんですが自転車の飛び出しによる事故や、不審者による子どもたちへの関わりがないように、スタッフの大人が外に出て見守りをしています。
福岡市東区社会福祉協議会を通してのお話がありました。
その時は正直防犯カメラを設置することなど費用の面からも無理なことなので考えたこともありませんでした。「なんで私たちのところに」という驚きの気持ちが大きかったです。その後東署の方からのお話を伺い、多くの子どもたちが出入りし、外で元気に遊んでいる子どもたちの安全を考えるととてもありがたいお話だと思い了解させていただきました。
子どもたちはもちろん、近隣の住民の方の安全を守ることに対しての効果がとても大きいと思います。
子どもたちにとって自由にのびのびと生活することができにくい社会になってきている近年、防犯カメラが付いているということで事件、事故が発生することの抑止効果になるとともに、大人が、子どもたちへの見守りの意識を持つことのきっかけにもなると思います。
ー 防犯カメラをどのように運用したいと思いますか?
防犯カメラが設置されているということを近隣に広く周知してもらい、地域の見守りに役立つように運用していきたいと思います。
ー 東警察署がこども食堂(居場所)に協賛したきっかけを教えて下さい。
安全・安心なまち東区の実現に向け、子どもの犯罪被害防止対策として、管内に所在する「子どもの居場所」を把握する中で「こども食堂(居場所)」を経営する団体・事業者が一堂に会す会議があることを知り、同会議に警察署が出席し各団体・事業者と繋がりを持ったことがきっかけです。
ー クリューシステムから防犯カメラの寄贈の話があった時に了承した背景を教えて下さい。
子ども達の安全を確保するためには、街頭防犯カメラの設置が有効であるものの、自治体が提供する既存の制度(補助制度)を適用するには様々な要件を満たなさければならず困難であったところ、御社から寄附のお話をいただき、防犯協会と共に設置に向けた検討することができました。
ー 今後、防犯カメラが付いたことで、どのような効果があると思われますか?
子ども食堂(居場所)を利用する児童の安全確保はもとより、付近住民や通行者の安心感の醸成に繋がる。また、他の子ども食堂や子ども食堂以外の各種施設・団体の防犯意識の高まりや地域住民への波及効果についても期待しています。
ー 防犯カメラをどのように運用したいと思われますか?
利用者や地域住民の安全安心に繋がることを期待している。東警察署としては、本件の事例が他の各種施設や団体の防犯カメラ設置促進、地域住民の防犯意識向上に繋がるよう、広報啓発題材としても、広く活用していきたいと思います。
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