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会社の休憩室に監視カメラを設置するのは問題ない!プライバシーのポイント

従業員の安全やセキュリティ向上のため、社内に監視カメラを設置するのは一般的になりつつあります。しかし、勤務時間外に利用する休憩室へ監視カメラを設置するのは法的に問題ないのか、疑問に思っているのではないでしょうか。

従業員が自由に出入りできるエリアとして休憩室が使われている場合は、監視カメラを設置しても問題ありません。

本記事では、休憩室に監視カメラを設置するのは法的に問題ないこと、設置のメリットとデメリット、従業員との信頼関係を保ちながら設置する方法について解説します。ぜひ最後までご覧ください。


目次[非表示]

  1. 1.休憩室の監視カメラ設置は法的に問題ない
  2. 2.休憩室に監視カメラを設置するメリット
    1. 2.1.従業員の安全を確保する
    2. 2.2.盗難を抑止する
  3. 3.休憩室に監視カメラを設置するデメリット
    1. 3.1.プライバシーの侵害だと従業員に思われる可能性がある
    2. 3.2.従業員が経営者に対して不信感を抱く可能性がある
  4. 4.従業員との信頼関係を保ちながら監視カメラを設置する方法
    1. 4.1.監視カメラを設置する前に従業員へ説明する
    2. 4.2.就業規則等の整備を行う
  5. 5.まとめ


休憩室の監視カメラ設置は法的に問題ない

会社の休憩室に監視カメラを設置することは、法的に問題ありません。しかし、休憩室は勤務時間外に過ごす場所のため、監視が不要なエリアと見なされるのが一般的です。

一方で、休憩室は更衣室やトイレのようなプライベートエリアではなく、複数の人が出入りするため、監視カメラを設置してもプライバシーの侵害にはならないとも考えられます。

オフィスのレイアウトによっては、休憩室と更衣室を兼ねている場合があるでしょう。その際は休憩室の入口のみに監視カメラを設置するなど、更衣室が映らないように配慮します。


休憩室に監視カメラを設置するメリット

会社の休憩室に監視カメラを設置するメリットは以下のとおりです。

● 従業員の安全を確保する
● 盗難を抑止する

それぞれ解説します。

従業員の安全を確保する


休憩室に監視カメラが設置されていると、ゴミの放置や騒音などの迷惑行為、セクハラやパワハラ、従業員同士のトラブルを抑止する効果があります。万が一の際は映像が証拠になるため、適切な対応がスムーズに行えるでしょう。また、休憩室で起きた事故や異常事態に対しても、早急な対応が可能です。

盗難を抑止する


休憩室は人が少ない時間帯もあるため、室内に設置されている備品や従業員の私物が盗まれるかもしれません。監視カメラの設置により、備品の適切な管理や盗難の抑止が可能です。


休憩室に監視カメラを設置するデメリット

会社の休憩室に監視カメラを設置するデメリットは以下のとおりです。

● プライバシーの侵害だと従業員に思われる可能性がある
● 従業員が経営者に対して不信感を抱く可能性がある

それぞれ解説します。

プライバシーの侵害だと従業員に思われる可能性がある


休憩室は従業員が仕事から離れ、リラックスする場所です。そのような場所に監視カメラを設置すると、経営者は休憩時間も従業員を監視しているのかと思われ、ストレスを感じるでしょう。それにより、従業員が休憩室を利用しづらくなる可能性があります。

生産性の向上や従業員の満足度を高めるために、こだわりの休憩室を設ける会社が増えています。従業員のために作った休憩室が適切に使われないと、コミュニケーションやパフォーマンスの低下につながるでしょう。

従業員が経営者に対して不信感を抱く可能性がある


監視カメラの設置により、経営者が従業員を信頼していないのではという印象を持つ可能性があります。それにより、従業員の経営者に対する反発や会社への不信感を抱くでしょう。従業員のモチベーションが低下したり、職場環境が悪化したりするかもしれません。


従業員との信頼関係を保ちながら監視カメラを設置する方法

会社の休憩室に監視カメラを設置する場合は、以下の点に注意しましょう。

● 監視カメラを設置する前に従業員へ説明する
● 就業規則等の整備を行う

それぞれ説明します。

監視カメラを設置する前に従業員へ説明する


監視カメラを休憩室に設置する前に以下の内容を従業員へ説明し、同意を得ましょう。

● 監視カメラを設置する目的
● 従業員のプライバシーを侵害するものではないこと
● 休憩室はトイレや更衣室などのプライベートエリアではないため、監視カメラ
     の設置は法的に問題ないこと
● 監視カメラを設置する場所
● 映像の管理者と保管期間
● (休憩室と更衣室を兼ねている場合)更衣室が映らないように設置すること


監視カメラの設置が法的に問題ない場合でも、設置の目的や理由が明らかではない場合は、トラブルに発展する可能性があります。従業員への説明を必ず行い、同意を得ることが大切です。

上記の内容を伝えたうえで、従業員の意見や不安を聞いて疑問点を解決し、安心感を与えます。また「監視カメラ作動中」などのプレートを休憩室に設置し、録画されていることが分かるようにしましょう。


就業規則等の整備を行う


従業員の同意や理解が得られたら、就業規則等への記載も忘れずに行います。監視カメラを設置する目的や管理者等を記載し、従業員がすぐ見られる場所に掲示します。


まとめ

休憩室に監視カメラを設置するのは法的に問題ないこと、設置のメリットとデメリット、従業員との信頼関係を保ちながら設置する方法について解説しました。

休憩室は勤務時間外に使用するエリアのため、執務エリアに監視カメラを設置するときよりも反対の声が大きいかもしれません。しかし、従業員が納得できる理由があり、理解が得られれば問題ないでしょう。

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