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不法投棄を防ごう!マンションやアパートのゴミ置き場には監視カメラを

マンションやアパートのオーナーを悩ませている問題の1つが、ゴミ置き場の不法投棄です。
誰か一人でもルールに従わない人がいると、ゴミの散乱や異臭などで、周辺住民からの苦情が寄せられる可能性もあります。

しかし、不法投棄に関するゴミ置き場のトラブルは、完全に排除するのは難しいのが現状です。
そこで、ゴミ置き場に監視カメラを設置するという方法があります。



目次[非表示]

  1. 1.よくあるゴミ捨て場のルール違反の例
  2. 2.不法投棄の対策に監視カメラを設置するときのポイント
    1. 2.1.夜間でも撮影可能な赤外線カメラを選ぶ
    2. 2.2.居住者の同意を得る必要がある
    3. 2.3.監視カメラの作動を明示する
    4. 2.4.監視カメラを目立つ高い位置に設置する
  3. 3.ダミーカメラの併用もあり
  4. 4.録画データの保存期間を事前に決めておく
  5. 5.ゴミ置き場に監視カメラを設置する際の注意点
    1. 5.1.プライバシーを侵害しない撮影範囲
    2. 5.2.定期的なメンテナンスも必要
    3. 5.3.監視カメラだけに頼ることなく防犯意識を高める
  6. 6.まとめ


よくあるゴミ捨て場のルール違反の例

自治体の条例や各マンション・アパートごとなど、ほとんどの場合、ゴミ出しのルールが定められているものです。
しかし、中には次のようなルール違反を起こす人もいます。

·         ゴミを分別しない
·         粗大ゴミを一緒に捨てる
·         ゴミ収集の時間を守らない
·         ゴミ置き場以外の場所にゴミを放置する
·         指定されているゴミ袋を使わない
·         ゴミ袋の中身を見る
·         ゴミを持ち帰る
·         居住者以外の人の不法投棄
 
ルール違反のゴミの出しをされると、マンションやアパートの住人同士だけでなく、周辺住民からもクレームを寄せられたり、ときにはトラブルに発展する可能性があります。
このようなゴミ出しのルール違反や不法投棄を防ぐためには、ゴミ置き場に監視カメラを設置することが有効です。


不法投棄の対策に監視カメラを設置するときのポイント

ゴミ出しのルール違反や不法投棄の対策として監視カメラを導入する際は、ただやみくもに設置してもあまり効果は上がりません。
誰がルール違反や不法投棄を行っているのか、顔とゴミを出す瞬間が映る場所に、監視カメラを置く必要があります。
また、ゴミ置き場以外の場所で不法投棄が起こる可能性もあるため、画角は広めに、その周りまで映るのがのぞましいです。
さらには、次のようなポイントにも配慮しましょう。

夜間でも撮影可能な赤外線カメラを選ぶ

特に、不法投棄は人けのない夜間に行われることが多いため、暗い場所でも撮影可能な赤外線カメラを採用しましょう。
通常のカメラスペックでは、夜間に撮影した人の顔を判別できません。


居住者の同意を得る必要がある

監視カメラの設置は、居住者の同意を得た上で行わなければなりません。
プライベートな生活の様子を録画することから、そのデータの使用についても、管理方法や開示方法などを事前に説明しておく必要があります。


監視カメラの作動を明示する

ゴミ置き場のそばに「監視カメラ作動中」などと書かれたステッカーを貼り、撮影していることを居住者に知らせましょう。
これは、プライバシー保護の観点だけでなく、「隠し撮りされた」などへのクレームを避ける意味でも行います。


監視カメラを目立つ高い位置に設置する

監視カメラで撮影されているとわかれば、ルール違反や不法投棄そのものが起こらなくなる可能性があります。

また、高い位置であれば、簡単に手が届かないため勝手に動かされる懸念がなくなります。


ダミーカメラの併用もあり

本物の監視カメラは目立たない場所に、ダミーカメラを目立つ場所に置くという方法もあります。
この方法であれば、死角を狙ったルール違反や不法投棄にも対応可能です。


録画データの保存期間を事前に決めておく

監視カメラの録画データは、事前に保存期間を取り決め、必要なくなれば削除しましょう。
あまり長期間にわたり残していると、録画データの漏えいリスクが高まってしまいます。


ゴミ置き場に監視カメラを設置する際の注意点

ゴミ置き場に監視カメラを設置する場合、上記のポイントを踏まえて、次のような点にも注意が必要です。


プライバシーを侵害しない撮影範囲

ゴミ置き場を撮影する際は、その周りまで映るように画角は広めが良いのですが、周辺住民のプライバシーを侵害しないよう配慮しなければなりません。
ほかの家の窓や庭が映らないように気をつけて設置しましょう。


定期的なメンテナンスも必要

設置した監視カメラは定期的にメンテナンスしましょう。
野外に対応しているカメラであっても、近年は夏場に猛暑が続くこともあり、想定以上の高温にさられされて不具合につながることも考えられます。
また、台風や大雪、落雷といった自然災害に見舞われると、カメラが故障したり、画角が変わってしまう可能性があります。
きちんと撮影が行われているかどうか、メンテナンス時には必ずチェックしましょう。


監視カメラだけに頼ることなく防犯意識を高める

ゴミ置き場を始め、どのような場所に関しても、監視カメラ任せにするのはやめましょう。
監視カメラを設置したからといって安心するのではなく、防犯意識を高め、定期的に巡回することも大切です。


まとめ



不法投棄は廃棄物処理法違反に問われ、5年以下の懲役か1000万円以下の罰金、もしくはその両方を科される場合もあります。
悪質な不法投棄が発覚した際には、監視カメラの映像を証拠に、警察に連絡しましょう。
また、ゴミ出しのルール違反や不法投棄は、周囲の住環境の悪化にもつながるため、なるべく未然に防ぐ必要があります。
生活圏が物理的に汚染されるのはもちろんのこと、汚れたり荒れているゴミ置き場のそばを通れば精神的にもストレスが生まれます。
このような事態を防ぐためにも、監視カメラを活用し、マンションやアパートの快適な住環境を守りましょう。

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