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医療監視カメラの選び方で病院やクリニックへのメリットも違ってくる!

病院やクリニックに医療監視カメラを導入すると、スタッフの業務が軽減したり、患者の安心感にもつながったりと、さまざまなメリットが期待できます。
ただし、そのためには、目的や用途に応じ、医療監視カメラの種類と機能を適切に選ばなければなりません。
医療監視カメラの選び方について、複数の角度からアプローチしてみましょう。

目次[非表示]

  1. 1.医療監視カメラを種類で選ぶ
  2. 2.医療監視カメラを機能や仕様で選ぶ
  3. 3.目的や用途に合わせて医療監視カメラの設置場所を選ぶ


医療監視カメラを種類で選ぶ

医療監視カメラを始め、防犯カメラはいくつかの種類に分けられています。
ここでは、特に形状と性能に注目し、3種類の防犯カメラをピックアップします。

① ボックス型(バレット型)
ボックス型は、従来からある長方形の形状をした防犯カメラです。ハンディカメラをそのまま壁や天井に装着させたような形で、カメラらしい見た目と存在感が特徴です。
そのため、防犯カメラとしては目立ち、周囲から気づかれやすいタイプであることから、犯罪抑止効果が期待できます。
ただし、撮影範囲は一方向のみと限られており、広い場所をカバーするためには複数のカメラを設置しなければなりません。
ちなみに、ボックス型の中でも円筒形のものは、その形状から「弾丸」を意味するバレット型とも呼ばれています。

② ドーム型
ドーム型の防犯カメラは、その名の通り半球形をしており、主に天井へと設置します。まるで照明のような外見で、ボックス型のように一目見てカメラとわかるような形状はしていません。
こうしたことから、取り付けても目立たず、周囲から気づかれにくいのが特徴です。
また、どんな場所に設置しても浮くことがなく、なじみやすいというメリットがあります。
防犯面からは、カメラのレンズがどの方向を向いているか確認できないことが利点です。カメラの死角に入ろうとしても、どこなのかわからない作りになっています。

③ PTZ型
PTZ型は、遠隔操作が可能なPTZ性能を搭載した防犯カメラで、形状はドーム型が主流です。
PTZは、水平操作(Pan)・垂直操作(Tilt)・拡大縮小操作(Zoom)という性能それぞれの頭文字から取られた名称です。
遠隔操作によりカメラを自由に動かせるため、1台のみであっても広範囲のエリアをカバーできるのが魅力です。
しかし、その一方で、どこか1点を注視していた場合、ほかの範囲を撮影できないというデメリットも持ち合わせています。
そのため、PTZ型の防犯カメラを導入する際には、ほかにも1台以上の固定カメラの設置をおすすめします。


医療監視カメラを機能や仕様で選ぶ

医療監視カメラを設置する際には、撮影場所に合わせ、機能や仕様を選択することも大切です。

① 高画質
医療監視カメラを設置する際の条件としては、高画質であることがまず挙げられます。これは、人物の顔や手元などをしっかりと確認するために必要な要素です。
具体的な数値としては、200万画素〜400万画素が適切です。低画質なカメラでは肝心な映像が不鮮明で内容や状況の確認ができません。

② スターライト機能
スターライト(星あかりでも見える)とは、暗い場所であってもカラー映像を撮影できるカメラの機能です。
スターライト機能を搭載していない防犯カメラは、夜間や暗所でのカラー撮影が困難です。そのため、赤外線ライトを使って撮影が行われるのですが、映像はモノクロとなります。
モノクロ映像はカラー映像に比べて顔や服装の判断が難しく、防犯面では劣ります。しかし、スターライト機能が搭載されていれば、周りの微弱な光によって、クリアなカラー映像での撮影が可能ですので、夜間照明の無い場所でもしっかり映るカメラを選びたいものです。


目的や用途に合わせて医療監視カメラの設置場所を選ぶ

医療監視カメラを導入する際は、目的や用途に合わせ、適切な設置場所を選びましょう。

① 出入口・受付
病院は一般の方々が出入りするため、不審者の侵入を完全には防ぎにくい傾向があります。そのため、出入口付近に目立つボックス型の防犯カメラをあえて設置することで、犯罪抑止効果を狙えます。
また、受付では保険証や現金を扱うことから、やはり人物の顔や手元を映した防犯カメラが求められます。

② 病室・病棟
病室や病棟に医療監視カメラを設置すると、巡回を行っていない時間帯の患者の様子を常時把握できます。と同時に、患者同士のトラブルが起こった際にも、素早く気づけるという利点があります。
ただし、病室や病棟に医療監視カメラを導入する際は、患者のプライバシー保護のため、角度や配置に配慮が必要です。

③ 薬倉庫
医療監視カメラを薬倉庫に設置すると、人の出入りや薬剤の扱いが常にデータ保存されます。
そのデータにより、不審者の侵入や、スタッフによる不正な薬の持ち出し、さらには薬剤への異物混入など、さまざまなリスクから薬倉庫を保護できます。

特に最近はAI機能を搭載し、顔認証による本人特定可能なカメラ(POLICENET AIモデル)も手軽に入手できますので、是非活用してみてください。


まとめ

病院やクリニックといっても、その規模や広さには違いがあります。
必要となる台数もそれぞれ異なるため、予算とコストのバランスを考え、医療監視カメラを選んでみてください。
また、カメラを設置する際には、必ずスタッフにも告知するなど、周囲への配慮も不可欠ですので注意して有効に導入しましょう。

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