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AI型監視カメラで新しいビジネスを始める 交通量調査

AI型監視カメラで新ビジネス 交通量調査

AI型既設カメラを利用した新しいビジネスを創る。

今回は交通量調査をAI型監視カメラで分析してビジネスに活用している例をご紹介したいと思います。


目次[非表示]

  1. 1.AI型監視カメラとは
  2. 2.AI監視カメラによる交通量調査の新たな動き
  3. 3.新しいビジネスの作り方
  4. 4.参考事例


AI型監視カメラとは

AI機能内蔵の監視カメラとは、人工知能(AI)技術を取り入れた高性能な監視カメラのことです。

このカメラは、映像の解析や異常の自動検知を行い、高精度でリアルタイムな情報提供が可能です。


従来の監視カメラでは、人が映像を確認しなければならなかった部分を、AIが迅速に処理してくれます。これにより、監視業務の効率化が図れるのです。

AI機能内蔵の監視カメラは一般的に通常のカメラに比較数と高価になりますが、POLICENET AIモデルのように、AI分析目的であれば、AI分析に適した画質の良い安価なカメラとAIボックスというAI処理専用の外部機器を組み合わせて利用することで、コストの圧縮をしながらAIを利用することができます。

近年はほとんどがクラウド型になりますので、AI分析の結果を、クラウド型のアプリを開発してソリューション化し、サービスとして広く販売する事で新しいビジネス展開が可能となります。


AI監視カメラによる交通量調査の新たな動き

国土交通省の指針(令和 4年11月21日付 下記参照)によれば、現在アルバイトを交差点など交通量調査する場所に配備して計測器をカチカチする姿から、監視カメラの利用して映像録画、AIによる車種自動判定により、場合によっては中・長期間の計測を行い、道路利用の分析が出来る取り組みを推奨しています。

ここから各社AI監視カメラを用いた機械計測によるサービスが立ち上がってきています。


AIによる車種車種判定

(参考資料) NVIDIA https://www.nvidia.com/ja-jp/self-driving-cars/

国土交通省の指針(令和 4年11月21日付 下記参照)によれば、現在アルバイトを交差点など交通量調査する場所に配備して計測器をカチカチする姿から、監視カメラの利用して映像録画、AIによる車種自動判定により、場合によっては中・長期間の計測を行い、道路利用の分析が出来る取り組みを推奨しています。

物体としての「車」「自転車」「人」も検知はAIとしては確立していますので、このAI型監視カメラ、又は録画したデータをリアルタイム / 非リアルタイムにクラウドで計測するなど、新規ビジネスとして、企画力の見せ所ですね


新しいビジネスの作り方

自動運転関連で開発されている技術を用いて、在住環境、地域リレーションなどから、簡単なモデルでビジネスをスタートさせる、比較的小さな補助金事業としての新しいビジネスのテーマになると思いませんか?


参考事例

・画像認識型交通量観測装置(AIカメラ)を 活用した初の一般交通量調査の実施について

 http://www.qsr.mlit.go.jp/site_files/file/n-shiryo/r4kenkyu/4-01.pdf

・国土交通省 全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)

 https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-data/ir-data.html

・国土交通省 新たな道路交通調査体系による今後の取り組み

 http://www1.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/ict/pdf06/01.pdf





平山勝彦
平山勝彦
株式会社クリューシステムズ 代表取締役社長