お役立ちブログ

catch-img

介護施設向での監視カメラの導入効果 (3) 介護施設の遠隔巡回監視:新時代の介護体制への一歩


遠隔巡回監視とは

「遠隔巡回監視」は、普通の介護施設が昼夜を問わず、高齢者や障害者の安全や健康状態を確認し、対応を行うための重要な業務です。しかしながら、夜間など人手不足を解消すべく24時間体制の現場確認は困難な場合もあります。そこで現場の監視を遠隔地からパソコンの画面で確認し、必要に応じて現地の介護スタッフに連絡して対応するという、新たなスタイルの介護を指します。


遠隔巡回監視のメリット

一番大きなメリットは、施設の可視化が進むことでしょう。カメラを設置することで24時間体制の監視が可能になり、異常があった場合でも素早く対応できます。加えて、遠隔巡回監視により、必要な場面で必要な人員を配置することが可能になり、人手不足の問題も軽減できます。


施設内のプライバシー問題

遠隔巡回監視を導入する際には、プライバシー問題に十分注意を払う必要があります。カメラを設置する場所や、閲覧可能な人物、データの管理方法など、様々な点で個人情報保護に配慮することが求められます。

一方、遠隔巡回監視により、施設内に録画装置を置く旧来型の監視カメラシステムでは、容易にUSBメモリなどに録画データをコピーして持ち出されてしまうなどのリスクがありますので、近年は手の届かないクラウドに録画して運用する方が安全かもしれません。


将来の展望

高齢化社会が進む中、今後ますます介護施設へのニーズは高まるでしょう。介護施設のICT化は避けて通れない道であり、上手く活用することでより高いサービス品質を提供できる可能性を秘めています。


まとめ

介護施設における遠隔巡回監視は、ICT化が進む今日においてなくてはならない存在と言えるでしょう。人手不足の緩和、効率的な運用、迅速な対応等のメリットを享受する一方で、プライバシー問題、コスト問題、スキルアップなどの課題も同時に抱えています。これらの課題を適切に解決し、良質な介護サービスを実現するために、遠隔巡回監視の活用を考えてみてはいかがでしょうか。

平山勝彦
平山勝彦
株式会社クリューシステムズ 代表取締役社長

CONTACT

防犯カメラでお悩みの方は、お気軽にご相談ください

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください

POLICENET®の
サービス紹介資料はこちらから

人気記事ランキング

タグ一覧