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【貸主様向け】月極駐車場で起こりやすいトラブルとは?未然に防ぐ対策方法もあわせて解説

月極駐車場は、車上荒らしや無断駐車などのトラブルが発生する可能性があります。駐車場でのトラブルは基本的に貸主の責任ではないものの、しっかり対策を講じることが大切です。

そこで本記事では、月極駐車場で起こりやすいトラブルと対策方法について詳しく解説します。月極駐車場を経営されている方は、ぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

  1. 1.月極駐車場で起こりやすいトラブル
    1. 1.1.車上荒らし・盗難
      1. 1.1.1.窓ガラスを割って鍵を開ける
      2. 1.1.2.リレーアタック
      3. 1.1.3.コードグラバー
      4. 1.1.4.CANインベーダー
    2. 1.2.いたずら
    3. 1.3.はみ出し駐車
    4. 1.4.接触事故・当て逃げ
    5. 1.5.ゴミの放置・不法投棄
  2. 2.【貸主様向け】月極駐車場でトラブルを防ぐための対策
    1. 2.1.体制が整った業者に管理を委託する
    2. 2.2.責任の所在を契約書に明記する
    3. 2.3.防犯カメラを設置する
  3. 3.まとめ


月極駐車場で起こりやすいトラブル

月極駐車場の防犯対策を行う前に、まずはトラブルの種類を把握しておくことが大切です。下記では、月極駐車場で起こりやすいトラブルを5つ解説します。


車上荒らし・盗難

車上荒らしや盗難にはさまざまな手口が存在し、技術の進歩に伴って巧妙化しています。中でも、特に多い犯行の手口は以下の通りです。



窓ガラスを割って鍵を開ける

最も古典的で物理的な車上荒らしの手口が、窓ガラスを割って鍵を開ける手口です。車の窓を直接破壊し、ドアロックを解除したうえで車内に侵入します。特に、スマートキーや電子的な防犯システムが広がる前の犯行手口として一般的でした。
ただし、この手口は大きな音を伴うため、犯行現場が人目につきにくい場所や夜間に行われることが多いです。


リレーアタック

リレーアタックはスマートキーを狙った手口で、近年急速に増えています。具体的には、近づくだけでドアロックが解除できる便利なシステムを悪用する手法です。
犯行者は専用のリレー装置を使ってスマートキーが発する信号を増幅し、その信号を車両に送信します。この方法を使えば所有者がスマートキーを家の中に置いていても、車のドアを開けてエンジンをかけることが可能です。


コードグラバー

コードグラバーとは、車のリモコンキーの信号を記録し、その信号を再現して車を開錠・始動する技術です。車のリモコンキーは通常、ドアロックを解除する際に特定のコード(信号)を車に送りますが、犯行者はそのコードを盗聴・解析するための「コードグラバー」という装置を使用します。

一度車の持ち主が車のドアをリモコンで開けた瞬間に信号をキャプチャし、後でその信号を再送信することで車に侵入します。この手口はスマートキーではなく、従来型のリモコンキーを使用する車両がターゲットになりやすいです。


CANインベーダー

CANインベーダーとは、車両の内部通信システム(CAN: Controller Area Network)をハッキングする方法です。現代の車は多くの電子制御システムを搭載しており、CANバスと呼ばれる内部通信ネットワークを通じて情報をやり取りしています。
CANインベーダーは、この通信を不正に操作することで車両を制御したり、ドアを開錠したりする手口です。犯行者は車のCANバスに直接アクセスし、不正な信号を送り込むことで車のセキュリティシステムを無効化し、エンジンを始動させることができます。


いたずら

車体や窓、フロントガラスに傷をつけられたり、落書きをされたりするケースが代表的です。そのほかに、タイヤをパンクさせられたり、ガソリンが抜かれたりする事例もあります。
無断駐車・不正利用
自分が契約している区画に車を停められてしまうトラブルがあります。本当に誤って駐車してしまったケースもあれば、故意的に何度も停めているケースも多いです。



はみ出し駐車

隣の車が、白線を超えて駐車しているケースも少なくありません。はみ出し駐車によってスペースが狭くなると、接触事故やドアの開閉時にぶつけたりなど、さらなるトラブルに発展する可能性が高まります。


接触事故・当て逃げ

月極駐車場では車同士だけでなく、歩行者や設備との接触もあります。加害者がその場を去ってしまい、当て逃げされるケースも多いです。事故が発生した際は、必ず警察へ通報しましょう。貸主が仲介役として話をすると、トラブルが大きくなりかねないためです。


ゴミの放置・不法投棄

一般ゴミやペットボトルが放置されていると、管理が行き届いていないとみなされてしまいます。その結果、無断駐車のリスクが高まったり、既存の契約者が離れたりする可能性が考えられます。


【貸主様向け】月極駐車場でトラブルを防ぐための対策

月極駐車場のトラブルを防ぐためには、以下の対策を行う必要があります。


体制が整った業者に管理を委託する

専門業者に駐車場の管理を委託することで、日々の業務やトラブル対応をスムーズに行えます。業者は定期的な清掃や駐車場の巡回を行い、違法駐車やゴミの不法投棄といった問題を迅速に解決してくれます。また、業者がトラブル時の窓口となるため、貸主の負担が軽減される点も大きなメリットです。


責任の所在を契約書に明記する

契約書において、トラブルが発生した際の責任の所在を明確に記載することが重要です。例えば、違法駐車やゴミの不法投棄が発生した場合の対応や、利用者同士のトラブルに関する責任を契約書に記載しておくことで、問題が発生した際にスムーズに解決できます。

契約者に駐車場利用のルールをしっかり理解してもらい、責任範囲を明確にしておくことがトラブル防止につながります。


防犯カメラを設置する

防犯カメラを設置することで、犯罪の抑止効果を高められます。防犯カメラが設置されているだけでも潜在的な犯罪者に対して警告できるため、犯罪行為の減少につながります。万が一、トラブルが発生した場合は、録画された映像が証拠となるので、スムーズな対応が可能です。



まとめ

月極駐車場では車上荒らしや無断駐車など、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。

ただし、適切な対策を取れば、リスクを最小限に抑えることが可能です。なかでも防犯カメラの設置は大きな犯罪抑止効果を期待できます。

POLICENETの場合、警察対応の専門部署を設置しているため迅速な解決が可能です。駐車場用防犯カメラとしての設置台数は業界トップを誇っています。また、エッジクラウド方式を採用しており、通信コストやストレージコストが大幅に削減されます。外部に映像が漏れる心配がなく、セキュリティ面も安心です。防犯カメラを探している方はPOLICENETの検討をしてみてください。

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