
防犯カメラの設置コストについて
防犯カメラの設置を検討する際、多くの人が気になるのが設置コストです。安全性を高めるために導入したいものの「費用はどれぐらいかかるのか」「コストを抑える方法はあるのか」と悩んでいるのではないでしょうか。
本記事では、防犯カメラの設置にかかる費用の内訳や、コストを抑えるための具体的な方法について解説します。無駄なく効果的に防犯カメラを導入したい方は、ぜひ参考にしてください。
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- 1.防犯カメラ設置にかかる費用の内訳
- 2.防犯カメラの設置費用を抑える方法
- 2.1.自分で設置する
- 2.2.必要な機能を絞り込む
- 2.3.パッケージ商品を購入する
- 2.4.Wi-Fiを活用する
- 2.5.クラウドストレージを利用する
- 2.6.補助金や助成金を活用する
- 3.まとめ
防犯カメラ設置にかかる費用の内訳
防犯カメラを設置する際は、さまざまなコストが発生します。初期費用だけでなく、ランニングコストも考慮しましょう。本章では、それぞれの費用の内訳について詳しく説明します。
● 防犯カメラ本体
● 設置工事費用
● 録画コスト
● メンテナンス費用
防犯カメラ本体
防犯カメラ本体の価格は、性能や種類によって大きく異なります。費用の目安は次のとおりです。
安価な防犯カメラ:1万円以下
手軽に購入できますが、録画機能がない場合や、画質が不十分な場合があります。
一般的な防犯カメラ:2万円~10万円
多くの防犯カメラがこの価格帯に収まります。機能や画質が向上するにつれて、価格も上昇します。
高価格帯のカメラ:数十万円
業務用や特殊な環境向けの防犯カメラは、この価格帯に入ります。
目的や録画の範囲、予算などを考慮して、適切な防犯カメラを選択しましょう。
設置工事費用
防犯カメラを設置する際は、専門業者による工事が必要な場合が多く、費用は設置場所や台数によって異なります。費用は1台あたり4万円から30万円程度が一般的です。
設置工事費用は、主に以下の内容で構成されています。
人件費:設置にかかる作業員の費用
材料費:ケーブルやネジなど、設置に必要な材料の費用
出張費:業者が現場に出向くための費用。相場は2万円前後
配線工事費:配線にかかる費用
特別工事費:高所作業や電源の新設が必要な場合(5万円から10万円程度)
設置工事費用は屋内と屋外で異なります。それぞれの費用の相場は次のとおりです。
屋内:4万円~20万円
屋外:15万円~30万円
屋外に設置する場合は、特別工事が必要なケースが多く、費用が高額になる傾向があります。業者によってはセット割引を提供している場合もあるため、複数の見積を比較しましょう。
録画コスト
録画映像を保存するためには、クラウドの契約やHDDの購入が必要です。費用の目安は次のとおりです。
クラウド:月額2,000円(録画日数や台数によって変動)
HDD:10万円(容量によって異なる)
クラウドの場合は初期費用が抑えられますが、月額費用が発生するのがデメリットです。一方で、HDDは購入時や交換時の費用が高額ですが、ランニングコストが抑えられるメリットがあります。録画方法に応じて、いずれかを選択しましょう。
メンテナンス費用
メンテナンス費用は、防犯カメラの種類や設置環境、契約内容によって異なります。目安は以下のとおりです。
月額費用:2,000円~10,000円
年間費用:1万円~3万円
一般的には、年に1〜2回程度の定期点検が推奨されています。特に、屋外に設置された防犯カメラは天候の影響を受けやすいため、定期的な点検が必要です。業者によって料金が異なるため、複数の見積を取り寄せて検討しましょう。
防犯カメラの設置費用を抑える方法
防犯カメラの導入には費用がかかりますが、工夫次第でコストを抑えられます。ここでは、コストを削減するための具体的な方法を紹介します。
● 自分で設置する
● 必要な機能を絞り込む
● パッケージ商品を購入する
● Wi-Fiを活用するクラウドストレージを利用する
● 補助金や助成金を活用する
自分で設置する
専門業者に取り付けを依頼すると費用がかかりますが、自分で設置すると大幅にコストを抑えられます。最近は簡単に設置できるWi-Fi対応のワイヤレスカメラが販売されており、DIYで取り付ける人も増えています。基本的な工具があれば、穴あけや固定作業も自分で行えるでしょう。
また、バッテリー式のカメラを選ぶと、配線工事なしで設置できるため、気軽に導入できます。ただし、設置場所や防犯カメラの種類によっては、工事が必要になる場合もあります。必要に応じて専門業者に相談しましょう。
必要な機能を絞り込む
防犯カメラには多くの機能がありますが、すべてが必要とは限りません。以下のように機能を選択すると、コストを抑えられます。
夜間撮影が不要な場合:赤外線機能のないカメラを選ぶ
防水機能が不要な場合:屋内用カメラを選ぶ
遠隔での監視が不要な場合:インターネット接続機能のないカメラを選ぶ
必要最低限の機能を備えた防犯カメラを選定すると、無駄な出費を減らしつつ、適切な防犯対策を行なえます。
パッケージ商品を購入する
防犯カメラと録画装置などがセットになったパッケージ商品を選択すると、必要な周辺機器が一度で揃うため、個別に購入するよりも費用を抑えられるうえ、購入後すぐに設置できるのがメリットです。
また、互換性の心配がないため、接続や設定がスムーズに行えます。さらに、パッケージ商品にはセットアップガイドやサポートが付属している場合が多く、初心者でも安心して導入できるのが魅力といえるでしょう。
Wi-Fiを活用する
有線の防犯カメラを設置する場合は配線工事が必要ですが、Wi-Fi対応のカメラであれば工事せずに設置できます。また、Wi-Fiカメラはスマートフォンアプリと連携できるものが多く、リアルタイムで映像を確認できるメリットがあります。
ただし、ネットワーク環境によっては接続が不安定になる場合もあるため、設置前に通信環境を確認し、必要に応じてWi-Fiルーターの増強や中継器の設置を検討するとよいでしょう。
クラウドストレージを利用する
クラウドストレージはデータを複数のサーバーやデータセンターに保存しているため、HDDと比べて、データ消失のリスクが低いのが特徴です。また、インターネット環境さえあれば、どこからでもアクセスできるため、遠隔からの監視にも適しています。
さらに、プランによってはAI分析機能や顔認証システムと連携できるものもあり、多くの機能を活用できる点も魅力といえるでしょう。月額料金は発生しますが、物理的なストレージ機器が不要になるため、長期的に見てコスト削減につながる場合もあります。
補助金や助成金を活用する
自治体によっては、防犯カメラの設置に対する補助金や助成金が用意されている場合があります。中小企業や商店街向けの防犯対策として、補助金や助成金が支給されるケースがあり、条件を満たすと設置費用の一部をカバーできるかもしれません。
また、地域によっては、犯罪の抑止や災害対策を目的とした補助金制度が設けられていることもあります。申請する際は書類の提出や事前審査が必要ですが、導入を検討する際には自治体の公式サイトを確認し、適用できる制度がないか調べましょう。
まとめ
防犯カメラの設置には、本体価格だけでなく工事費用や録画コスト、メンテナンス費用などが必要です。しかし、用途に合った機種の選定や設置方法の工夫などによって、コストを抑えることも可能です。
事前に必要なコストを把握し、最適な運用方法を検討すると、無駄な出費を防ぎながら、安全性とコストパフォーマンスの両立を実現できます。 設置目的に合わせて検討し、効果的な防犯対策を進めましょう。