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介護施設向での監視カメラの導入効果 (1)

介護施設で利用できる監視カメラとその効果 第一回

介護施設の問題として、「共有スペースでの転倒やうずくまり検知」「徘徊検知」「不審者侵入防止」「個室での異常検知」など、介護従事者の負担を軽くしながら利用者の安全を守る品質アップに監視カメラ、特にAI機能を有した監視カメラの導入は大変有効です。例えば、認知症を患う高齢者の徘徊は、本人の安全はもちろんのこと、施設の運営リスクを高めますし、不審者の侵入を検知できる事は利用者及びスタッフの安全を守り、施設の信頼性を向上に有効です。



目次[非表示]

  1. 1.AI機能で何ができるのか?
    1. 1.1.一般に販売されているカメラを使ってAI機能を利用する
    2. 1.2.AI機能と効果の整理
    3. 1.3.機器の構成図
  2. 2.まとめ


AI機能で何ができるのか?


利用者にストレスを与えない可愛らしいカメラを利用

一般に販売されているカメラを使ってAI機能を利用する

AI 機能を利用するためには、AI 機能を内蔵した監視カメラ、いわゆる「AIカメラ」を導入しなければならない・・訳ではありません(笑)。

もちろん、AI機能を持ったAIカメラの導入も可能ですが、検知精度に問題がある場合が多く、利用できるAI検知精度を持ったカメラは高価で、スタイルも利用者にストレスを与える物が多いのが実情です。

安価で、小型、デザインもフレンドリーの物も無いわけではありません、介護施設で利用出来るAI検知機能を持った物がなかなか見つからないというのも実情です。

この課題に対する回答はこの後いくつか紹介する事として、まずは介護施設で有効と思われるAIの機能を整理したいと思います。


AI機能と効果の整理

市販のカメラにAIの機能を追加するアダプタを利用する事で効果的なAIの機能と導入の効果をまとめてみました。

設置場所
AIの種類
導入効果
共有スペース

異常行動検知

利用者の「転倒」「うずくまり」を検知して職員がすぐに対応

出入口
顔認証
利用者が「徘徊」して施設から出た事を検知
出入口屋外の監視カメラで移動方向も迅速に確認して対応
保管室
侵入検知
顔認証
許可された人以外の人の侵入を検知してアラート通知
監視カメラにAI機能を追加することで、誰が入室したかの映像記録が残り対応に利用
事前に許可された職員の顔認証により、不要なアラート通知を抑えて利用する事も可能
個室
異常行動
利用者のストレスにならないデザインの小型カメラを設置
転倒・うずくまり・緊急連絡動作などの検知に迅速に


機器の構成図

すでに監視カメラを設置されている施設では、そのまま利用する事も出来ますし、また設置場所に応じてデザインのマッチするカメラを設置、または置くだけで利用できますので、気軽に導入可能です。

wifiカメラであれば、価格も数千円から購入できて、配線工事も要らないため、自社で設置も可能です。

この構成図は

https://wwww.policenet.jp/

による一例ですが、個人情報保護及びサーバーセキュリティ対応がとても優秀で実績の豊富な例をご紹介したいとおもます。


まとめ

介護施設の人員の不足は大きな社会課題となっています。

AI機能を使った監視カメラでのセキュリティレンベルのアップ、職員の負担減、対応の迅速性と適切性による利用者を安全に守る力をアップ、満足度のアップに利用をおすすめ致します。


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