
防犯カメラの死角をなくすための最適な配置方法
防犯カメラを導入するうえで重要なのは死角を最小限に抑えることです。せっかく設置しても適切に監視できない場合、犯罪の見逃しにつながり、十分な効果が得られないからです。
本記事では、死角を最小限に抑えるおすすめの防犯カメラと、死角排除に適した設置場所や最善の配置方法について解説します。少ない台数でセキュリティを最適化できるため、ぜひ最後までご覧ください。
目次[非表示]
- 1.死角を最小限に抑える防犯カメラ4選
- 1.1.360度全方位カメラ(フィッシュアイカメラ)
- 1.2.PTZカメラ(パン・チルト・ズームカメラ)
- 1.3.ドーム型カメラ
- 1.4.広角レンズ搭載カメラ
- 2.死角排除が可能なおすすめ設置場所5選
- 3.周囲環境を考慮した最善の配置方法
- 3.1.適度な高さに設置する
- 3.2.障害物を確認する
- 3.3.プライバシーに配慮する
- 4.まとめ
死角を最小限に抑える防犯カメラ4選
防犯カメラを選ぶ際、死角を最小限に抑えることが非常に重要です。広範囲を監視できるおすすめの防犯カメラを4つ紹介します。
● 360度全方位カメラ(フィッシュアイカメラ)
● PTZカメラ(パン・チルト・ズームカメラ)
● ドーム型カメラ
● 広角レンズ搭載カメラ
360度全方位カメラ(フィッシュアイカメラ)
360度全方位カメラ(フィッシュアイカメラ)は、1台で周囲をぐるりと見渡せる広範囲監視が可能な防犯カメラです。天井の中央に設置すると、死角をほぼゼロに近づけられるため、店舗やオフィス、倉庫など、広い空間を効率的にカバーしたい場合に適しています。
複数の防犯カメラを設置する必要がなくなるため、コスト削減にもつながります。また、録画映像はデジタル処理で歪みを補正できるモデルも多く、視認性にも優れているのです。
PTZカメラ(パン・チルト・ズームカメラ)
PTZカメラ(パン・チルト・ズームカメラ)はカメラの向き(パン・チルト)やズームを遠隔で操作できる防犯カメラです。広範囲を1台で監視できるうえ、動く物体を追尾することも可能です。
駐車場や工場、公共施設など、常に変化する状況をリアルタイムで監視したい場所で効率的に使えます。また、ズーム機能によって細かい動きも鮮明に確認できるため、精度が格段に向上しました。自動追尾機能やスケジュール巡回など、機能面でも非常に優れている防犯カメラです。
ドーム型カメラ
ドーム型カメラは、ドーム状のカバーに収められた防犯カメラで、屋内外を問わず幅広い場所に対応できます。360度の広範囲をカバーできるため、死角を抑えながらの監視が可能です。また、防水・防塵や耐衝撃性能を備えたモデルも多く、屋外や過酷な環境でも使用できます。
赤外線暗視機能を搭載したタイプは夜間の監視にも適しており、店舗やオフィス、公共施設などで幅広く活用されています。見た目の威圧感が少ないため、利用者に安心感を与えられる一方、犯罪の抑止力は他のカメラに比べてやや劣るかもしれません。
広角レンズ搭載カメラ
広角レンズ搭載カメラは、1台で広い範囲を映せる防犯カメラです。通常のカメラに比べて視野角が広いため、壁際や建物の角、通路などの死角が生まれやすい場所でも少ない台数で効率的に監視できます。そのため、設置スペースが限られている住宅や小規模な店舗に適しています。
近年では画質の劣化や歪みが少ない高性能なモデルも多く、赤外線機能を備えた製品は夜間の監視も可能です。コストを抑えつつ、死角を減らしたい場合におすすめです。
死角排除が可能なおすすめ設置場所5選
防犯カメラを設置する際、死角を排除するためには適切な場所を選ぶことが必要です。死角を最小限に抑えられる主な設置場所を5つ紹介します。
● 建物の出入口
● 窓の周辺
● 駐車場
● 建物の四隅
● 店内の柱や棚の影
建物の出入口
建物の出入口は人の動きが多く、不審者の侵入経路にもなりやすい場所です。そのため、適切な位置に防犯カメラを設置すると周辺の様子を広範囲に映せるため、死角を排除しつつセキュリティも高められます。
また「防犯カメラ作動中」のステッカーを目立つ場所に貼り付けると「見られている」という意識が働き、犯行を思いとどまるケースも増えます。そのため、建物全体の防犯意識を向上させる効果も期待できるのです。
窓の周辺
窓の周辺は外部から侵入されやすい場所の1つです。特に、裏手や人目につきにくい場所にある窓は不審者に狙われやすいため、防犯対策として重点的に監視する必要があります。
防犯カメラを窓の周辺に設置すると不審な動きを早期に察知できるため、侵入防止にもつながります。見通しの悪い位置にある窓ほど、死角をなくすための対策が重要です。
駐車場
駐車場は人や車の出入りが頻繁でありながら見通しが悪い場所も多いため、死角が生まれやすいエリアです。特に夜間や建物の裏手にある駐車場は、不審者の侵入や車上荒らしなどの犯罪リスクが高まる可能性があるのです。
そのため、防犯カメラを設置すると車両や人物の動きを記録でき、トラブルが起きた際の証拠として使えます。また、防犯カメラの存在自体が犯罪を抑止できるため、セキュリティを高めるためにも駐車場への設置は非常に有効です。
建物の四隅
建物の四隅は構造上、死角が生まれやすい場所です。壁や柱の陰になる部分は人目に付きにくく、不審者が身を隠しやすい位置とされています。
死角を減らすためには、防犯カメラを四隅に設置するのが有効です。建物全体を広範囲に見渡せるようになり、これまで監視が行き届きにくかったエリアまでカバーできます。死角をなくすと犯罪の抑止にもつながるため、防犯性の向上に大きく寄与できるでしょう。
店内の柱や棚の影
店内の柱や棚の影は死角になり、万引きや不審な行動が発生しやすいエリアです。視界が遮られる場所ではスタッフの目が届きにくくなるため、防犯カメラによる監視が効果的です。
防犯カメラを柱や棚の位置に合わせて取り付けると死角を最小限に抑えつつ、店内全体をバランスよく見渡せます。また、顧客やスタッフの動線も記録できるため、トラブルが起きた際の状況確認にも役立ちます。店内の柱や棚の影に防犯カメラを設置するのは、安全管理を強化する上で有効な手段です。
周囲環境を考慮した最善の配置方法
防犯カメラを効果的に活用するためには、周囲の環境や建物の構造を踏まえて配置することが重要です。最善の配置方法について、以下のとおり解説します。
● 適度な高さに設置する
● 障害物を確認する
● プライバシーに配慮する
適度な高さに設置する
防犯カメラを適度な高さに設置することで、人物の顔や車のナンバーなどの重要な情報を正確に記録しつつ効率的に運用できます。位置が高すぎると細部が捉えづらくなり、低すぎる場合は破壊やいたずらのリスクが高まるからです。
一般的には、地上から2.5〜4メートル程度の高さが理想とされています。防犯カメラを適切な高さに設置すると、防犯効果と機器の保護の両面でバランスの取れた監視体制を築けます。
障害物を確認する
防犯カメラを設置する際は障害物の有無を確認し、死角を防ぐことが大切です。柱や看板、植栽などが視界を遮っているとカメラの映像が限定されるため、不審な動きやトラブルの瞬間を捉えられない可能性があります。
また、時間帯や季節によって影の位置や植栽の成長が変わる点にも注意が必要です。防犯カメラ本来の性能を最大限に活かすため、設置前に周囲の障害物を確認しましょう。
プライバシーに配慮する
防犯カメラを設置する場合、周囲のプライバシーに十分配慮しましょう。他人の住宅や私有地が映り込む位置にカメラを向けると、プライバシーの侵害にあたる可能性があります。その結果、近隣住民とのトラブルやクレームにつながる場合があり、思わぬ問題に発展するかもしれません。
状況によっては法的責任を問われるケースも考えられるため、撮影範囲や角度を設置前に確認することが大切です。周囲と良好な関係を保ちつつ、防犯効果を最大限に高めるためにも、慎重な対応が求められます。
まとめ
死角を最小限に抑える防犯カメラの紹介と死角排除が可能な設置場所、周辺環境を考慮した最善の配置方法について解説しました。
防犯カメラを設置する際は、死角をいかに減らせるかが非常に重要です。監視範囲が限定されている場合、不審な動きやトラブルを見逃す原因になります。
死角を最小限に抑えられる防犯カメラを選びつつ、設置環境を考慮すると防犯効果を最大限に引き出せるため、セキュリティを強化できます。コストを抑えつつ安心できる空間を作るためにも、防犯カメラ選びと設置場所を慎重に判断しましょう。